コーヒーの不思議

こんにちは！編集部　管理栄養士の高橋です！

コーヒー
毎日飲んでいる！という方も多いと思います。
私も眠気覚ましに毎日飲んでいて・・・それって本当に眠気覚ましになっているのかな？

社内でも毎日コーヒーを飲んでいる人がほとんど！
そんな時、コーヒーって体にいいんだっけ？などなど疑問が出てきたので
その疑問を明らかにするため、今回まとめてみました！

１　朝にコーヒーを飲むと何かいいことはあるの？

コーヒー１杯飲むことで、約２時間程血流をよくする作用があるそうです！
この作用をもたらしてくれるのは、カフェインです。
朝コーヒーを飲む事によって、血行を促進させ血流を良くしてくれるため、身体を動かしやすくなる効果があるそうなんです。
また、カフェインを適量摂ることによって眠気を覚ます効果があるそうです！

牛乳を入れたカフェラテにも、カフェインが含まれているため眠気覚ましにはなるようです。
しかし、カフェインとは逆に牛乳にはトリプトファンという安眠を誘う成分が含まれています。
だから、眠気を覚ますという意味では、ブラックコーヒーがいいですね！

眠気覚ましにコーヒーを飲むことは理にかなっていました！！！

２　 1日どのくらいのコーヒーを飲んで良いの？

ほとんどのコーヒーにはカフェインが含まれています。
コーヒー１杯のカフェイン量は、コーヒーの種類や抽出方法によって違います。
みなさんがよく飲むであろう、コーヒーの種類のカフェイン量を調べてみました！

【コーヒー別のカフェイン含有量】

コーヒの種類	カフェイン濃度	備考
ドリップコーヒー（抽出液）	60mg/100ml	コーヒー豆10g、お湯150ml使用
インスタントコーヒー（粉末）	80mg/杯	粉末コーヒー使用料は2gを想定
缶コーヒー	90~160mg/ 缶

では、1日どのくらいカフェインをとっても良いのか？
実は、日本ではカフェイン摂取の目安が決められていないのです。
しかし、海外の主な機関ではカフェインに対するリスクを評価しているので、今回はそれを参考に解説していきます。

健康な成人の場合は、1日あたり400mgまでのカフェインであれば、身体に悪影響はないとされているそうです。
（もっと詳しくみたい方はこちら＞＞＞食品中のカフェインー食品安全委員会）

カフェイン量に換算すると
コーヒー１杯200〜300mlの場合は、1日に2．3杯
コーヒー１杯130〜150mlの場合は、1日に3〜5杯くらいが目安になります！

ただ、カフェインは紅茶、緑茶、チョコレート、エナジードリンクなど・・・
コーヒー以外にも含まれているため、知らないうちにカフェインを摂取しています・・・

例えば、紅茶とミルクチョコレートのカフェイン量は
＊紅茶・・・約30mg /100ml（茶葉5gに熱湯360mlを加え1.5～4分浸出）
＊ミルクチョコレート（１枚50g）・・・約10mg
コーヒーほどのカフェインの量は入っていませんが、取りすぎには注意！

カフェインを過剰に摂ると、めまいや吐き気、下痢といった症状が起きる場合があるので注意してくださいね！！

３　リラックス効果が期待できるの？

コーヒーの香りにリラックス効果があるそうです。また、コーヒーの持っている苦味と酸味もリラックス効果があるそうです。

香りのリラックス効果を研究した研究報告によると
コーヒー粉末、レモン油、蒸留水を用いて、リラックスしたときの脳波であるα波を比較すると、コーヒーの香りをかいだときに最も多くα波が現れることがわかったそうです。このことは、コーヒーの香りに1番リラックス効果があったことを示します。
また、リラックス効果は、焙煎の仕方によっても変化し浅煎りと深煎りでは、深煎りのほうが高いことがわかっているそうです。

疲れを感じたときは、コーヒーで一息つく事もいいかもしれませんね。