秋のごちそう。わが家の、さつまいもごはん

このレシピについて

秋だ!ご飯だ!新米だ!
新米とさつまいもの美味しい季節には、シンプルで滋養たっぷりな「さつまいもご飯」を作りませんか?
「栗ごはんは面倒そうで…」という方、
さつまいもご飯は、簡単ですよ!
しかも、ほっくりした美味しさは栗ごはんにも劣らないほど。
加熱に強いさつまいものビタミンCはリンゴの5倍!
赤い皮の部分には鉄分やポリフェノールがたっぷり!
お腹の調子を整えるオリゴ糖も豊富です!
主食でビタミン・ミネラル・食物繊維がとれちゃう秋のさつまいもご飯。
時間がある方はぜひ土鍋で炊いてみてください!
どんなに気持ちが沈んでいたり、お疲れ気味の人だって、
炊きたての土鍋ご飯を前にしたら、きっと笑顔になるはず。
そんなシンプルなごちそうをこさえるのも、心と体に効く薬だと私は思っています。
“もりくみこ”
もりくみこ

家族の体は、お母さん、お父さんの作るご飯でできている。「こだわるけど、とらわれない」を基本に、簡単シンプルレシピをお届け。

コツ・ポイント

■おこわ風に炊く裏技
切り餅1個を5mm角に切り、米に混ぜて普通に炊き上げます。
すると、お米がモチモチのおこわ風に!
■おこわ風裏ワザのポイント
切り餅1個を混ぜて炊き上げる場合も水加減はそのままです。(土鍋の場合も同じ)
お餅の甘味と香ばしさも加わり、普通のお米が本当にもち米風になるのでぜひお試しあれ!

材料

(米2合分)
・さつまいも1本(200g)
・米2合
・酒大さじ1
・塩小さじ1
・あれば昆布5cm
・(お好みで)黒ごま適量
・※おこわ風に炊く場合、切り餅1個

作り方

さつまいもはひと口大に切る。米を洗い、炊飯器に米・酒・塩を入れ、いつもより5〜8mmほど少ない水加減のを入れる。

さつまいもごはん

米の上にさつまいもを均等にちらし、昆布をのせたら炊飯スイッチをオン。
※お芋は上にのせるだけです。混ぜ込まないように。

さつまいもごはん

炊き上がったらしゃもじで全体をざっくりと混ぜ、空気を入れる。
好みで黒ごまをふり、完成!

さつまいもごはん

【土鍋で炊く場合】
米を洗ってザルにあけ、土鍋に入れる。
は米と同量を注ぐ。
(米2カップならは2カップ)

ここで必ず米を30分吸水させる。
(長く吸水させる分には問題ないですが、吸水させないと米がふっくら炊けず、芯が残ります)

吸水が終わったら酒・塩を混ぜ入れ、上にさつまいもを均等にちらす。

フタをして、鍋を強火にかける。
沸騰して鍋から蒸気が吹き出してきたら弱火にして13分。
(米3合の場合は弱火15分)

鍋穴から出る湯気の勢いが弱く(細く)なってきたら炊きあがりの合図。
火を止めて、そのまま10〜15分蒸らして出来上がり。

蒸らしが終わったらしゃもじで鍋底から上下を返し、ざっくりと空気を入れる。
炊きたての香ばしいおこげが何よりのごちそう!

※古米の場合はを少し多めにするとふっくら炊けます。
火を止める直前に30秒ほど火を強めるとバッチリおこげができますよ。

栄養素(1杯(180g))

エネルギー
230kcal
タンパク質
3.7g
脂質
0.8g
炭水化物
50.3g
食物繊維
1.6g
塩分
1.0g