こんにちは!編集部です。

みなさんは【ピラティス】って知っていますか?
今回は【ピラティス】について詳しくみていきます!

①ピラティスって?

みなさんは「ピラティス」という言葉を聞いたことがありますか?

筋トレ?
ストレッチ?
体幹トレーニング?
など言葉は知っていても、実際にピラティスがどんなワークなのかをご存知でない方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
今では、ミランダ・カーやレディガガがInstagramに動画を投稿するなど、国内海外問わず多くのモデルや女優などがピラティスを生活に取り入れて、実践しているんですよ。

なぜ今、ピラティスが世界中でこんなに流行っているのでしょうか?

ピラティスとは身体を機能的に、正しくコントロールして動かす練習をする運動というコンセプトのもと、心と身体の一体化を目指し、外側ではなく身体の内側に働きかけ、解剖学を基礎としたとても論理的なエクササイズのことなのです。

エクササイズといっても、音楽に合わせて動いたり、高負荷のダンベルを回数・量を増やしながら、筋肉にアプローチするものではなく、呼吸をしながら流れるような動きで、身体を動かしていきます。

ピラティスの最大の特徴は、身体の内側、インナーマッスルにアプローチしているということです。

インナーマッスルは、筋トレをして鍛えられる表側のアウターマッスルとは違い、深層部にある細く長い小さい筋肉のことです。
インナーマッスルはアウターマッスルのサポートだけではなく、骨や関節、内臓を支えている土台の筋肉でもあるので、姿勢や身体の痛みなどのお悩み解消にも直結しています。

インナーマッスルを鍛えることで、怪我をしにくくなり、しなやかな身体を作ることができるのです。
例えば、猫背や肥満、腰痛、膝痛などのトラブルもインナーマッスルが衰えて弱くなっていることが原因の一つだと考えられています。

ピラティスには身体の歪みを改善し、身体の不調を解消する効果があります。
身体の歪みは、骨盤が歪んでしまっていることが大元の原因とされています。
骨盤は身体の要と呼ばれており、上半身と下半身をつなぎ内臓を支えている大事な部位。
骨盤が歪むと身体のバランスが崩れ、左右の筋肉に不均等に負担がかかってしまい、肩こりや腰痛、頭痛、股関節痛などが引き起こされてしまうのです。
さらに放っておくと、左右のアンバランスが見た目でわかるようになってしまいます。

ピラティスは骨盤を支える骨盤底筋を鍛えることができます
骨盤底筋を鍛えることで、骨盤の歪みが解消されるだけでなく、姿勢が良くなり身体の軸が安定します。

骨盤を包むように支えている腹横筋、背骨を支えている多裂筋へアプローチすることで、内側から身体が支えられ、理想的な姿勢を手に入れることができるのです。

それだけではなく、身体の歪みが治ることは、たくさんの良い影響をもたらすことになります。
血行不良も解消します。血行不良は骨盤の歪みに大きく影響を受けており、骨盤歪み→脊柱歪みを引き起こし、全身の結構不良の原因に。
血流が悪くなれば、身体の末端に血が届きにくくなるため、冷え性やむくみが発症してしまいます。骨盤が支えている内臓も下がってしまいますので、下腹がぽっこり出てきてしまうのです。

骨盤が正しい位置に戻るだけで、圧迫されていた血管に血が流れやすくなり、全身の血流が改善し、ぽっこりお腹も改善することになります。

体幹の筋肉インナーマッスルです。

体幹とは、首から上と腕・足を除いた部分のことを指します。
体幹は無意識化では使われにくい為、使いたい場所を意識的にイメージしながら行うことが強化に繋がります。
体幹が強化されれば、身体全体が安定し、ケガ予防にも効果的

どんな体勢でブレずに身体を動かすことができるので、パフォーマンスの向上にも繋がります。
そのため、多くのアスリートが体幹トレーニングを取り入れているのです。

②ヨガとの違い


よく似ていると比較されるヨガとピラティスですが、その目的が全く違います。

インドで発祥したヨガ
精神安定やメンタルケアなど心の動きをコントロールするために、瞑想によって悟りを学ぶことが目的
とされています。その後、徐々に美容や健康にフォーカスされ始めましたが、リラクゼーションなどの精神的な要素が大きいのが特徴です。

ピラティス
インナーマッスルを鍛えるエクササイズですので、両者には大きく違いがあります。

ヨガは精神面に対するアプローチ、ピラティスは肉体面に対するアプローチということです。

そもそもなぜ、ピラティスとヨガが似ていると言われているのでしょうか?

その理由はどちらも身体と精神に同時にアプローチするワークであるということ。
また両者の動作には似た動きがあります。
それは、ピラティスにはヨガの動きを参考としている部分もあるからです。
どちらもワーク中の呼吸を大切にしています。ピラティスの呼吸は胸式呼吸でヨガの呼吸は腹式呼吸になります。

胸式呼吸(ピラティス)・・・息を吸うときにを膨らませて、息を吐くときに胸を縮める呼吸
腹式呼吸(ヨガ)・・・息を吸うときにを膨らませて、息を吐くときに腹を縮める呼吸

この呼吸の違いはとても大事なことなのです。

ピラティスで使う胸式呼吸は、副交感神経を抑え、交感神経を優位にさせます
交換神経が優位になっていると活動的な状態になり、周囲の筋肉に刺激が与えられ、姿勢の改善に最適なのです。

その逆でヨガで使う腹式呼吸交感神経を抑え、副交感神経を優位にしてくれます
腹式呼吸は深くゆったりとした呼吸になるため、リラックスや安定した気持ちをもたらしてくれるのです。
ヨガで重要なのは、瞑想しやすい状態になること。そのための腹式呼吸なのです。

③ピラティスの始まり


ここでは、ピラティスの始まりからどんな効果があるのかをご説明させていただきます。

実は、ピラティスとは100年以上前の1900年前半に当時ドイツ人の看護師であるジョセフ・ピラティス氏によって、考案されたエクササイズのことです。

当時、第一次世界大戦の中、負傷した兵士のリハビリとして考案されました。
怪我や病気が治った後、自分の力ではなかなか歩くことができなかったり、不自由な状態で暮らすことになってしまうので、そうならないためにどうしたらいいかという考えのもとに生み出されたのです。

ベッドや床に寝ている状態でも、体に負担をかけずに、自分の力で筋肉をしっかりと鍛えて作り上げることがピラティスの目的だったのです。

もともと病弱だったジョセフ・ピラティス氏はヨガ、ダンス、スポーツ、格闘技などのあらゆる動きを組み合わせて、独自のエクササイズを作り上げました。それがピラティスの原型と言われています。
1918年に世界規模のインフルエンザが流行し、数万人が命を奪われるなか、ジョセフ・ピラティス氏の仲間は1人もこの病気に倒れなかったと言われています。

その後1920年代に渡米したジョセフ・ピラティス氏はニューヨークでピラティスの普及活動を始めました。
ピラティスは、ダンサーやアスリート、健康志向の富裕層を中心にアメリカ全土に普及していったのです。

ジョセフ・ピラティス氏はリハビリとしてだけではなく、「理想的な肉体を健全な精神とともに作り上げる」ためのボディワークとして、「コントトロジー」と名付けました。
コントロロジー」は「コントロール」と「学問」を合わせた造語であり、自分の心や身体を、自分の意思で完全にコントロールすることが理想的と定義していたのです。

④編集部おすすめのMIE FUKUDAさん

今回の記事を書くきっかけをくれたピラティストレーナーMIEさんをご紹介します!

MIE FUKUDAさん————————————
・BESJ認定ピラティストレーナー
・Shanaz認定アーユルヴェーダエステティシャン
・AEA認定エステティシャン
・JHAI認定ヒプノセラピー基礎講座
・日本インナービューティーインストラクター協会
・re:stylemethod®︎認定
・渋谷クロスFM【ココカラビューティ】サブパーソナリティ (2019年まで)
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この驚きのスタイル!
息をのむほど美しいとはこういうことでしょうか。
そんな驚きのスタイルを保つMIEさんのことをちょっとだけ紹介させて頂きます。

⑤MIE FUKUDAさんとは?

MIEさんは神奈川県にある完全予約制エステティック×ピラティスサロン「aura」にて、ピラティストレーナー兼エステティシャンとして活躍しています。

こちらの「aura」はMIEさんが立ち上げたサロンです。
「aura」は、「滲み出るような、美しく輝く’オーラ’を放つ女性を作る」をコンセプトに、肌も心も体も整い満たされることで、お客様が自信をもち、前向きで生き生きとした人生が送れる様な世界を作ることをミッションとしています。

MIEさんはエステティシャン15年、ピラティストレーナー5年と長く美容業界で活躍されています。
またミスユニバースビューティキャンプでも取り上げられた美ボディエクササイズである
美姿勢美脚re:style method公認トレーナー」としても活動されているのです。

現在は、ビューティークリエイターとして、「キレイは作れるもの」という考えを発信し続けています。

MIE FUKUDAさんのインスタはこちら
https://www.instagram.com/mie_fukuda/?hl=ja

実はMIEさんが美容業界に行こうと決意されたのは、ご自身のコンプレックスが原因。
ご自身が中高生時代にニキビで悩んでおり、自分に自信の持てない日々があったそうなんです。

その経験から肌への関心が人一倍強く、エステサロンを営んでいたお母さんの影響もあり、エステティシャンになることを目指されたそうです。

その後、肌悩みは改善しましたが、次に悩まれたのが過食症による体型の変化。
今のスタイルからは想像できないですが、体重もかなり増えてしまっていたんだとか。

その時に出会ったのが、ピラティスだったそう。

ピラティスに惚れ込み、自身の圧倒的な体型の変化から、ピラティスにどんどんハマっていき、トレーナーとしてスタートされたそうです。

福田さんは、外見的コンプレックスの解消することにより、幸せ度がぐんと増したと感じたんだとか。
ご自身の経験を通して、’美と健康’を知り、’体と心’が1つだということを実感。

お客様の肌や身体を美しく変えていくことで、前向きなマインドを作り、幸福度の高い人生を歩んでもらう事を自分の使命だと捉え、ビューティークリエイターとして活躍されています。

次回の記事では、このMIE FUKUDAさんをクローズアップしていきます!