デーツで炊く簡単手作りあんこ

このレシピについて

あんこって信じられないほど大量の砂糖を使いますが、
砂糖の代わりに「ドライフルーツ」の甘みで炊けばノンシュガー。

ビタミン、ミネラル、食物繊維もたっぷりです。

古くから小豆は「腎臓の薬」と言われるほどデトックス効果の高い食材。
むくみや冷え性など、腎の弱りに聞く漢方として知られています。

砂糖を使わずに炊いた小豆はすっきりと柔らかい甘さ。
体に負担をかけないおやつになりますね。

ちなみに小豆は炊飯器を使っても炊くことができます。
鍋の前で小豆と向きあいながなら、ゆっくりコトコトするのは好きだけど、
子供がいるとどうしてもその時間がとれない。

なので、炊飯器あんこ作りは私の秘密兵器です。

“もりくみこ”
もりくみこ

家族の体は、お母さん、お父さんの作るご飯でできている。「こだわるけど、とらわれない」を基本に、簡単シンプルレシピをお届け。

コツ・ポイント

■砂糖は老化を早めると言われるよね。
でもミネラルや食物繊維豊富な食材で工夫すれば血糖値の乱降下がなく、体にゆっくりと吸収されていくので子どもにも安心。
体に負担をかけないおやつです。

材料

(作りやすい分量)
・小豆1カップ
3カップ+1カップ
・粗みじんに刻んだデーツ(またはレーズンで代用可)1カップ
・塩小さじ半分弱
■甘さが足りない場合
・好みで米あめ(またはメープルシロップ)大さじ1〜2

作り方

よく洗った小豆とたっぷりの(分量外)を鍋に入れ、中火にかける。
沸騰したらそのまま5分煮て、ザルにあけて湯を捨てる。

鍋に小豆と新しい3カップを入れて火にかける。
沸騰したら弱火にして、小豆が柔らかくなるまで40〜60分ほど煮る。

冷たい1カップを足し、さらに煮る。(びっくり
小豆が指で簡単につぶれるくらいになったらデーツと塩を加える。

手作りあんこ

小豆をヘラでつぶしながら水分を飛ばす。
味をみて必要であれば米飴を混ぜ、少し煮詰めて完成。

デーツで炊く簡単手作りあんこ

(注)冷めるとドライフルーツが水気を吸うので、少しゆるめに仕上げておくとちょうどよい。
小分けにして冷凍保存もできます。

【簡単!炊飯器で小豆を炊く方法】
手順①の方法でアク抜きした小豆と4カップを炊飯釜に入れ、玄米モードのスイッチをオン。

炊飯が終了し、小豆が指で簡単につぶせるぐらいに柔らかくなっていたら終了。
まだ固かったらもう一度炊飯スイッチを押す。

炊飯が終了したら塩とデーツを加え、10分ほど蒸らす。
蒸らし終わったらヘラで小豆をつぶしながら混ぜて余熱で水分をとばす。

デーツで炊く簡単手作りあんこ

味をみて必要であれば米飴を足し、完成。

手作りあんこ

オススメは、あんバタートースト。
くどくない甘さなのでスプレッドにピッタリです。

手作りあんこ

よもぎあんパン。
しっかり小豆のコクがあって、ちょうどよい甘さ。
きび砂糖も、アガベも、てんさい糖も必要ありません。

手作りあんこ

残りご飯をつぶして丸めて、おだんご。
白玉だんごを香ばしく焼いて、白玉焼きだんごにしても美味しい。

手作りあんこ

かぼちゃのチェー。
ココナッツミルクで煮たかぼちゃ、あんこ、抹茶。
小豆とかぼちゃの組合わせは老廃物の解毒を促す腎臓の薬。

手作りあんこ

あんこと、ココナッツミルクと、米あめを適当に混ぜて凍らせた即席あずきバー。
しっかり甘くて、なめらかです。

手作りあんこ

とってもシンプルな材料で作れる簡単「抹茶ババロア」に添えて。

◆抹茶ババロアの作り方はこちらを参照
本っ当に簡単。紀の善みたいな抹茶ババロア。

手作りあんこ

よもぎを練り込んだ梅が枝餅
材料は白玉粉とあんこだけ。
とっても簡単にできますよ。

◆作り方はこちらを参照
ほんっとに簡単。焼きたてが最高!梅ヶ枝餅。

栄養素

エネルギー
1187 kcal
タンパク質
44.7g
脂質
4.7g
炭水化物
253.3g
食物繊維
41.8g
塩分
2.0g
備考

鍋の前でゆっくりコトコトするのは好きだけど、子供がいるとなかなか時間がとれない。
なので炊飯器あんこは私の秘密兵器です。