このレシピについて

栗の栄養がギュッとつまった、秋しか味わえない食養スープです。
ほんわりやさしい栗本来の味を堪能できます。

秋が旬の栗には「森のエネルギー」が詰まっています。
栗、くるみ、どんぐりなどは、日本人がまだ米を食べる以前の狩猟採集時代から食べられてきた縄文人の主食。
ビタミンCやビタミンB群やミネラルが豊富なので、疲労回復・滋養強壮にも最適ですよ。

今しか味わえない秋の滋養で、ぜひ体を喜ばせてあげてください。

“もりくみこ”
もりくみこ

家族の体は、お母さん、お父さんの作るご飯でできている。「こだわるけど、とらわれない」を基本に、簡単シンプルレシピをお届け。

コツ・ポイント

■栗の水分によってスープの濃度も変わってくるので、豆乳や水を加えて好みの濃度にのばしてください。

■水分は、くず野菜でとったベジブロスを使っても良いし、
椎茸・昆布だしでも美味しくできますよ。
好みですりごまをふっても美味。

材料

・生栗300〜500g
・さつまいも1/2本(100g程度)
・玉ねぎ1/2個
・バターまたはギー大さじ1程度
・自然塩小さじ1/2弱
(またはブイヨンorだし汁)1カップ
・豆乳または牛乳(無糖アーモンドミルクなどでもOK)1カップ
・生クリーム1/4カップ〜味をみて調整

作り方

栗はたっぷりの湯で30分茹でるか、蒸し器で40分蒸し、冷めるまでそのまま蓋をして放置しておく。

栗の粗熱がとれたら包丁で横半分に切り、スプーンで中身をほじり出す。
かき出した身から150〜200gをスープに使います。

玉ねぎ、さつまいもは薄切りに。
鍋にバター(またはギー)を入れ、玉ねぎ・さつまいも・塩を加えてしんなりするまで炒める。

粗熱がとれた玉ねぎ・さつまいも、むき栗、(またはだし汁)をミキサーにかけてなめらかにする。

栗のクリーミーポタージュ

鍋に④を戻し、豆乳・生クリームを加え、弱火で温めなおす。
(沸騰させると豆乳が分離してしまうので注意。)

味をみて、必要であれば味を調整して出来上がり。

味をみて、必要であれば味を調整して出来上がり。
仕上げに生クリーム(またはココナッツミルク)をたらすのも良いでしょう。

栗は鶏肉と相性の良い食材です。
なめらかな栗のスープに、ローストチキンのサラダなどを添えて、秋のブランチを楽しんでみて。

栄養素(100g当たり)

エネルギー
85kcal
タンパク質
1.4g
脂質
2.1g
炭水化物
15.5g
食物繊維
1.6g
塩分
0.2g